(株)スペック|精密金型メッキ、金属皮膜による硬質クロム鍍金・KFコート、ハードクロムメッキ・コールドスプレー、精密器械部品への高精度メッキ加工、皮膜加工のことなら岩手県北上市のにお任せください

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業務内容

ハードクロムメッキとは?

「ハードクロムメッキ」は「硬質クロムメッキ」「工業用クロムメッキ」「HCr」と呼ばれ、膜厚が薄い場合「フラッシュメッキ」とも呼ばれます。短時間に行うメッキ方法で、極めて薄いメッキが可能です。耐摩耗、防錆を主な目的とするメッキに用いられます。JISでは硬さをHV(ビッカーズ硬さ)750以上と定めています。硬度が高く、耐摩耗性・耐食性・耐熱性に優れています。

硬度
「ハードクロムメッキ」は実用化している金属メッキの中で、HV1000程度で最も硬いメッキ処理です。
耐摩耗性
「ハードクロムメッキ」は、表面エネルギーが低いため、摩擦相手と凝着し難く、摩擦係数が低いので、機械部品や工具類に施すことによって、耐摩耗性が著しく向上します。
耐熱性
加熱によって硬さは減少しますが、450℃程度までは比較的安定しており、例えば空気中で600℃に加熱してもメッキの密着性はほとんど影響されません。
主な用途
ロール・シリンダ・シャフト・軸受・ドリル・金型等

主な製品(一例)

半導体部品

バフ研磨は通常、仕上げ研磨のことで、他の工程の研磨との大きな違いは、削るというよりは磨いてツヤを出す作業に近いです。研磨材は使いますが、フェルトや軟らかい布、布製の研磨製品を使って、磨きこむ工程です。ステンレスでいえば、青棒(クロムをベースにした研磨材)を回転させた布バフに軽くあてて溶かし、表面に練り込むように磨いていく工程となります。バフ研磨は使用するバフや研磨材の種類を選択することで、金属、非金属を問わず様々な物質の表面を、目的の粗さに磨き上げることができます。

コールドスプレー

コールドスプレー(CS)とは、粒子を固相状態のままで高速で基材に衝突・積層させ、熱変質の無い皮膜を形成できる技術のことです。

 

 

●KFコート(フッ素樹脂コーティング)

コールドスプレーの特徴

  • 熱影響が殆どない
  • 皮膜中の欠陥が 少ない
  • 付着率が良い
  • 成膜速度が速い
  • 環境負荷が小さい (ドライプロセス)

対象市場

ウレタン成型金型 自動車のシート等のウレタン成型金型等への適用
樹脂成型金型 エンプラ、エポキシ樹脂成型金型への適用
樹脂成型金型

塗装工程治具への付着防止、搬送ラインの すべり性改善

樹脂成型金型 非粘着、低摩擦特製を生かせる箇所への適用

主な製品(一例)

KFコート
KFコート
SKD11 厚膜
SKD11 厚膜
SKD11-A1 厚膜
SKD11-A1 厚膜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●NAコート(ニッケルアルミ)

 岩手県工業技術センターで分析・評価していただいたところ、従来機では約80μm、新装置では約100μmの皮膜を形成していることが判明。

 これは、従来機と比べ、製膜時の粒子速度が速まったため付着率が向上したと考えられた。さらに皮膜断面の解析から、粒子速度の上昇は緻密な皮膜の形成にも貢献していることがわかった。

 同時に木質バイオマス燃焼器での高温耐久性能を模した試験も行った。新装置によりステンレス基材に皮膜施工したサンプルを作り、この皮膜上面に燃焼灰を載せ、850℃の環境下で24時間加熱し状況を観察した。このサンプルは燃焼灰を載せた部分に若干の変色を見たものの、皮膜の損傷は一切見られなかった。一方、皮膜施工のないステンレス基材は、燃焼灰を載せた部分が著しく損傷した。新装置により製膜した高温耐食皮膜は、大規模木質バイオマスボイラーなどの高温燃焼灰環境下でも優れた耐久性を示すことが確認された。

 

 当社は市販の装置に比べ、低コストで従来機の製膜効率を上回るコールドスプレー装置を開発した。

 低コストによる装置製造と製膜効率の向上は、高温に耐える優れた皮膜の提供が、低価格販売を可能とした。当社が保有するコールドスプレー装置が2台となったことにより、皮膜による使い分けが可能となり、工場の稼働率の向上にもつながっている。

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